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2004年4月 9日 (金)

儲かるデイ・トレード

儲かるデイ・トレード
  1時間で4万円!最強のオンライン株取引
      宝島社

儲かるデイ・トレード―1時間で4万円!最強のオンライン株取引

トレード手法 = ★★★★
女性投資家 = ★★
初心者    = ★★★
信用取引   = ★★

例では1時間の間に3回もトレードをしているのだけど、そんなのはよっぽど自信のある人か、超無謀な人しか出来ない。
1つエントリーするのでさえドキドキなのに、それを1時間の内に3銘柄を転がすなんて、この本を買ってこれから勉強する人には「出来ない」と、最初から期待しないことが肝心です。

デイ・トレードは、毎日の値動きの中だけで勝負するので、良いニュースにも悪いニュースにも影響を受ける度合いが少ないでしょう。
その点ではスウィングトレードより怪我は少なくて済むかもしれません。
ただ、たまたま場中にニュースが出て、自分のポジションの方向に大きくブレてくれれば予定以上の利益も上がる事がありますが、それ以外は「大きな利益」は期待薄。
あくまでも「予想の範囲内」に収まるのが殆んどです。

翌日の朝から窓を空けての上昇(下落)や突然の大暴騰などには乗れない可能性が大きいからです。
でもよく考えれば、自分の持っている銘柄にそういう嬉しい「計算違い?」が起こるのはごく稀なこと…そう割り切れば、資金の少ない投資家は、資金の回転率のいい「デイトレ」の方がいいのかもしれません。

この本の内容に戻りましょう…

●思い入れは禁物。売買はシステマチックに (P14)

なにもデイトレや信用取引に限ってのことではないが、この「システマチックに」というのが一番肝心で、難しい。
自分にとってどういうやり方が「システマチック」なのかを、早く見つけて、それを決めたら「厳守する」ことだ!

デイトレをやるのであれば、自分のトレードプランを他のスタンスよりも厳格に尊守する姿勢が必要になってくる。
そうでないと、欲との戦いが始まり、取れたハズの利益が飛び、それがいつの間にか損に変わり、大きな不良債権と化し、資金を貼りつけ、時間まで無駄にする…という最悪のシナリオが完成する危険性が高くなるだけなのだ!
おまけに下手をすれば、食事が喉を通らなくなる…?

この章の中に、有名な手法が紹介されているので、ちょっと書いて見ます。

『ラリー・ウィリアムズ提唱 OOPS(ウップス)』

 ◇買いのルール
   今日の始値が前日の安値よりも安く始まり、前日の安値を上抜いたら買い。

 ◇売りのルール
   今日の始値が前日の高値よりも高く始まり、前日の高値を下抜いたら売り。

  ※OOPSが上手くいくのは、長い上昇や下降トレンド後のギャップを埋めたとき。

●デイトレードに向く銘柄を探せ (P16)

デイトレードはその名のごとく、毎日手仕舞うトレード手法なので、その日の内に勝負がつかないと困るわけで、そうなると一日の値幅が1円2円では適さない事になる。
とは言えロット(株数)で勝負するなら1円しか動かなくても利益は出るのだが、そうなると2万株以上買わないと割りに合わない。

本誌中ではデイトレードに向いている銘柄の条件として
1) 時価総額が大きい事
2) 流動性が高い事
3) 相場のトレンドが上向いている事

と記されている。

るこちゃん的に、重視している事は 2)流動性が高い事 だ。
これはデイトレーダー養成学校の先生も言っていた事だが、出来高が薄い銘柄は「一人で買って、一人で売る」状態に陥りやすく、その日の内に手仕舞い出来るか(約定するか)が微妙になってくる。
たまに超小型株がいつも以上の値動き(いつもと出来高は変わらないのになぜかいつも以上に値が動く)をすることがあるけど、そういう銘柄にはついていかないことにしている。
今日はたまたま?動いても、明日はまた値が動かない事が多いからだ。

そして流動性もさることながら、やっぱりボラティリティが肝心だと思う。
一日に2円しか値幅が無い銘柄より、10円動いてくれる銘柄の方がエントリーしやすいということだ。

●目標利益を1%と決める (P20)

本誌中では「手数料を除いた1%の利益を目指すのが、デイトレードの目安である」としている。
デイトレードは毎日売買手数料がかかることになるので、もし月曜日に買って金曜日に売ると決めたスウィングトレーダーがいたとしたら、実にその人の5倍の手数料を支払うことになる。
これは馬鹿に出来ない。
だから手数料をきちんと利益から捻出できるようなトレードを考えないと、手仕舞う度に赤字になっていしまう危険があるから、せめて2%の利益が取れるようにエントリー&エグジットを考えたい。

デイトレードで利益を5%も10%も取ろうとしてはいけない。
まして、2%の利益で満足せずに持ち越すことなど言語道断!
それはもうデイトレードの域では無いのだ。
その欲が地獄への案内人になってしまう。
今日の1%の利益が、明日の5%の損失になることだってある。
だから「取れる利益はつかむ!」という確固たる意志に基づいてトレードしなければならない。
そうでなければ、デイトレードという手法は取らない方がいい。

●信用取引なくしてデイトレードの勝機はなし? (P44)

このページでは、「信用取引は売りから入れるという意味でデイトレード向き。チャンスが拡大する」とある。
がしかし、それと同時に損失拡大の危険性とも背中合わせであるということを忘れてはならない。
いつも勝てるのであれば、確かにチャンスは拡大だ!でもそうだろうか…?

確かに買い一辺倒だと、上昇トレンド入りした時しか勝負出来ないというもどかしさがあるが、だからといって信用取引をやれば「これは下がる!」と思った銘柄でいつでも思うように勝負出来るとは限らないのだ。
銘柄によっては「売りから入れない銘柄」もあり、また過度の上昇で売りが膨らんでくるとすぐに規制がかかり、保証金率(現金比率)が引き上げられたり、新規売り停止になったりと、案外やりにくい部分が多い事に気付くだろう。

●信用取引のリスクは背負える範囲で (P48)

「投資額は自己資金の1.5倍~2倍程度にとどめるのが、破産しないための目安だ」

そりゃそうだ!
目一杯建て玉を持ったら、あっという間に「追証発生通知」が携帯電話に届いてしまう。
そうなったら2日後の正午までに、追証を差し入れなければならないのだ。
誰も待ってはくれない。
その辺の借金取りより厳しい世界なのだ。

…ということで、他にも紹介したいページはありますが、それはまあ買って読んでみてください。
「デイトレーダー」というのはこういう人たちなんだ~、こういう手法で臨んでいるんだ~ということがよく分かる本。
るこちゃんはデイトレ学校に通ったので、大体のことは知っていましたが(当たり前)、この世界を知らない人にはとても参考になると思います。

別にデイトレという手法を取らない人でも、一読をお薦め!
市場に参加している人種の一部が、少~し理解できるでしょう。
デイトレは利益の薄い、でも厳しい手法なのだ。

4月 9, 2004

儲かる銘柄(買い&売り)を一発で検索するなら…
無敵の信用取引ツール
るこちゃんの「しーくれっとれぽーと」

がお役に立ちます♪
 

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