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2004年6月 6日 (日)

▼株はあと2年でやめなさい

株はあと2年でやめなさい―そして2008年、修羅場がやってくる        第二海援隊

株はあと2年でやめなさい―そして2008年、修羅場がやってくる

市場全般   = ★★★★★
銘柄情報   = ★★★★
女性投資家 = ★★★
初心者    = ★★

株式投資で一発逆転など、普通の人には絶対に無理だ

この本の、まさに初めの1行がこの文句である。
要はるこちゃん的アホの凡人が、株式投資で何とかなろうという考えは甘~い、絶対に無理だ!…と言われてしまったのだ(笑)。
そこまで、はっきり言われちゃうとなぁ。

別にこの本は、一般個人投資家に「絶対無理なんだから、株なんかやめちゃいなさい」と戒めるのが目的ではなく、株で人生をどうにかするためには、「人並みはずれた忍耐力と精神力が必要」なのだと力説している。
それはこの著者の経験則が語らせる言葉である。

ここからの二年間は、負け組投資家が挽回できるまたとない機会であると同時に、勝ち組投資家であってもその先にあるものが読めなければ、全財産を失う可能性もあるという、大きな転換点であることは間違いない。そしてこの2年間を勝利するためには、待ったなしで「決断と実行」を繰り返さなければならない。・・・ 』

ここで言う「この二年間」というのは、どういう事なのだろうか?
著者はあと2年、遅くとも2008年までには株取引を止めろと言うのだ。
え~?るこちゃん、それまでに億万長者になれるのかしら?
(だからぁ、パンピーが株で成功できないって言ってるだろ!)

あと2年で株をやめなければならない根拠…そのキーワードが何を隠そう今話題の(魔女狩り中の)「年金問題」なのだ!

2年後の2006年は何が起こるのか…
●いよいよ団塊の世代が続々定年を迎える
●東京が外資系ホテルのオープンラッシュになる
●「貯蓄ゼロ世帯」の更なる増加(家計貯蓄率の低下)
等…これらに関連する興味深い話が文中に並ぶ。

団塊の世代の引退(大勢が年金に頼る時代)

年金支給開始年齢の65歳化・支給額の低下

各家庭の貯蓄取り崩しによる生活維持

家計貯蓄率の低下

という流れが生じ、我々の預貯金で約87%を支えていると言われる国債の買い手が不在という状況に陥り、そうなれば株式投資どころの騒ぎではなくなり、その最も危険な兆候が現れ始めるのが、2008年頃であろうという予想だ。

おまけに2003~04年に流行った「再生」というキーワードにより、今低位を這いつくばっている業績不振企業が一時的に株価を何倍かにも上げているが、これがまやかしの数字となりメッキが剥がれ、ある日突然悲惨な現実に突き落とされる可能性があるのが3年後…という見方をしている。

これらが株を「あと2年でやめなさい」と力説している主な理由だ。
逆に言えば、「儲けるならこの2年間が勝負」であるということなのだ。

では逆に「この2年間」に、勝負できるような材料が株式市場にあるのだろうか…?
本文中では「日本を牽引する三大テーマに関する銘柄」として「実践編」という章を設けて説明している。
株式市場からの撤退を覚悟するだけの、悲しい本ではなさそうだ。
そのテーマが気になる人は、読むといいと思う。
「へーボタン」が何十回か押せるだろう。

そのうちの一つのテーマは、今は廃刊になってしまったUGAっちさんのメルマガ「株関連誌ナナメ読み」で取り上げられていたのを思い出して、ちょっとビックリ!
へー、すごいこと取り上げていたんだ~。
ちょっとの間だけど、購読していてよかったぁ…って感じ。

巻末には「未来年表」と称して、今年から2008年までの主な世界的行事・国内行事が列記されていて、ちょっと世界情勢に鈍感の向きのあるるこちゃんには、便利グッズになりそう。

著者が警告するとおり、るこちゃんもこの2年間で結果を出して、大怪我しないうちに株式市場から足を洗った方がいいのかな?
それとも、ビンボーのままいつまでも株式市場に踊らされ続ける事になっちゃうのかなー…

6月 6, 2004

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